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平成25年10月15~16日に尾瀬へのトレッキング1泊旅行を館林建友協会の仲間達と決行した。但し、前日から大型台風16号が接近していると常時ニュースで報じていた。私達職人は常に、こう言った状況を予測しながら事を進めていかなければならない事が沢山あります。

特にリフォーム工事の屋根工事を始る場合ありとあらゆる状況を考えて行動する事が必要となります。何時ごろ雨が降り始めるのか、どこまでの工事を進めなければいけないのか そしてそこまで進めるのには何人の職人の数が必要かまあ、とにかくこんな事をいつも考えて仕事をしているので台風接近の事も仲間達はあまり気にしていない様子でした。 


朝4時に館林市を出発して9時頃現地に到着した。御池から天神田代を通って歩き始めた。

まだ雨も降らず尾瀬エリアに入った時は穏やかに木道を歩く事が出来た。
私達は三条の滝を見に歩いた。途中「今日で三条の滝は入り口の門を閉めた見たいですよ」対向登山者の方が話してくれた。

やっぱり入り口の扉は鍵が掛かって閉まっていた。申し訳ないけれどその扉を飛び越えて滝が見える展望台に行って見た。

展望台のテスリが解体されていました。
滝を見終わって第二長蔵小屋に向かって歩き始めたらポツポツと雨が降り始めた。

だんだん雨が強くなって来た。さすがに台風が来る事が影響したのか山小屋には私達ともう一組の方達だけであった。

夜中に雨と風が強くなって来て明日の山歩きがどうなるか心配になってきた。
夜が明けて山小屋の従業員の方にもしも、途中の川が増水して渡る事が出来なかったら退き返してください。

との話しがあって山小屋を出発した。これ以上増水すると渡る事が出来ない。皆と話し合って渡る事を決行した。
強風で木々が木道を遮断して大変でした。そんなヶ所が幾つも出来ていました。
私達職人は常に目の前のアクシデントをどう乗り越えて行くかを身をもって体験しています。

この様な台風の中でも動揺する事なく黙々とその状況に合わせて行動する事が出来ると言うのはすごい事だと思います。


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