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朝5時に起床してそーと身支度をする。実はこの時が一番気持ちが迷う時間だ。

若い時はなんの抵抗もなくスキーに行く楽しさの予感だけでハイ・テンションになれたけれど、この年に成ってくるとチラ・・と不安がよぎる。

家族には最大限配慮して家から外に出る。冷気が気持ちをピーンとさせる。
出発してしばらくは1台もすれ違う事なく真っ暗な道を一人ぼっちで車を走らせる。

漆黒の空が少しずつ明るくなってくる。そのうち1台又1台と同じ方向を走る車が増えてくる。

もうそうなると好奇心旺盛な私は不安など跡形もなく吹き飛んで先へ先へと気持ちが飛んでいく
私は40歳の時、仕事仲間と栃木県湯西川温泉に旅行に行った。冬の事でしたので20代に利用したスキー板を車に積んでいった。

しかし、果たして十数年間のギャップが埋まるのだろうか?すこし 心配でしたがなんと滑ることが出来ました。その時の感動が病みつきになってしまいました。
50代~60代に入ってきて今では、ここ栃木県と群馬県の県堺にある丸沼高原スキー場をホームグラゥンドとしています。

毎年、年数回しか出掛ける事しか出来ません。これから年々滑る技l術が進化して行くわけではない。今滑れてる技l術が体力的に後退するのは当たり前である。ではどれくらい後退して行くのか同じグラウンドでないと分からない。

そんな事も考えて同じグラウンドで滑っているのである。標高差2000mの極上のパウダースノ頂上から下のセンターハウスまで600mの高低差がある。頂上からハウスまでの距離は最長4k/mのコースである。
毎年同じグラウンドで滑っていると頂上からセンターハウスまでの滑降状態が良く分かる。今年は上級者クラスを怖々ですが滑る事が出来た。

4回までが昨年までは限界であった。滑るともう足が痙攣して足が動かなくなってしまうのである。しかし、今年では6回は滑ることが出来る様になって来た。

6回の滑り落ちてくる距離は実に約24k/mになるのである。それは日頃からの足腰の運動効果が現れてきているのかもしれません。

これからも何年スキーが出来るか分かりませんが続けていきたいと思っています。


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