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篠原工務店の強固な建物造り


初代社長は棟梁と呼ばれていました。お客様から建設の依頼があると、方眼紙に手書き で簡単な平面図を描いて、建て主様にわかり易いようにと、数枚の手書き図面を渡して工事に着手しました。

棟梁(本人)は完成までの工事工程が頭に思い描くことが出来ても、それをわかり易く建て主様に説明することが出来ませんでした。

曲がった梁、曲がったまま、適材適所に取り付け、木の特性を見極め、木と会話が出来るほどの長い経験を持ちながら、無を有に造り上げてゆく工程の説明が苦手な為、常に建て主様は不安を抱えながらの建築依頼でした。ここに鋭いメスを入れ、登場してきたのがモデルハウスでした。今日も続くモデル住宅販売形態です。

建物を建てる時代から建物を買う時代へと変化してきました。固定された間取を基準にオプション化された部材、設備を間取にはめ込んで建物を完成させていく、大量に生産される建築産業にとってはたまらない営業戦略かもし知れません、でも目を他に向けて見ませんか?

飽食時代といわれた年代も、遠い昔のように聞こえる食の世界では手造りの食べ物が人気を得ています。素朴で見た目には決して華やかでは無いけれど深みのある色、味わいが見直されて来ています。見た目だけの華やかさにひとつ違ったプラスを求め始めてきたのかもしれません。建物もその例外では無くなってきています。便利に早くだけを求めてきた結果環境にきびしい、人体に有害な建物になってしまいました。環境にやさしい建物造りに篠原工務店は活動して行きます。