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軸組構造材名称



○ 土台 防腐材を浸透させたPG土台が一般的です。化学薬品を使用しないで腐食しにくい材料は檜、ヒバ材があります。又、ダニを抑制する効果もあります。
○ 大引き 床の荷重を支える横架材です。材種は杉、松、栂などが利用されます。
○ 根太棒 大引の上に割付て打ちます。スパンは450、303のピッチがあります。
○ 通し柱 主に二階と重なる隅に入れる柱です。また間取の中心になる箇所にも入れます。
○ 管柱 一階、二階と別々に入れられます。
○ 間柱 柱の間に入れる平板です。柱の間に入れる補助的役割をします。材種は杉、積層集成がつかわれます。
○ 二階梁 増築を考える時この二階梁を補強することにより広いスパンを開けることが出来ます。金物で堅結することにより、リフォーム事業に優れた工法と言えます。主に松類が粘りがあり優れています。積層集成材も使われています。
○ 二階小屋梁 二階梁同種の材料が使用されます。スパンの広さにより大きさも様々に変わります。
○ 屋根隅木 小屋桁、母屋、棟木を隅木で連結します。垂木を配付ける事により小屋全体を一体化します。材種は松、杉、栂などが多く使われます。
○ 母屋 垂木を支える横架材として使われます。材種は杉、松、栂などが多く使われます。
○ 垂木 軒の出として使われる材料です。台風などの吹き上げに、また、積雪などに、面材補足補足として使われます。
在来木造住宅には多くの金物が使用されています。どの様な金物が使用されているのか検索してみましょう。

           

金物の種類と役割


木造建築物にはたくさんの種類の金物が使われています。
その使われる用途におおじて形も違ってきます。
どの様な場所に使われているのか参考に見てください。


コーナプレートビス
横架材と垂直材を堅結する金物です。 外周部に金物が出さずに接合出来ます。引き抜き耐力に優れています。
ホールダウン金物 基礎に埋め込まれたボートは土台を突き抜けて柱と堅結します。 主にコーナー部柱、に使用します。 土台に 埋め込まれているので、地震の時の柱の引き抜き耐力には優れた金物といえます。

短ざく金物
柱をはさんで左右の横架材を堅結します。水平荷重(地震)によるほぞの引き抜き耐力に優れています。おなじ用途として羽子板ボルト金物があります。
  
羽子板ボルト
柱と横架材を堅結したり横架材と横架材を堅結します。堅結金物の種類の中では一番多く使用される金物です。

両引き羽子板金物
両方からの継ぎ手を堅結する時に使用される金物です。横架材の中心に金物を使用することで均一に左右の横架ざいを引き込みます。

土台プレート

土台、柱を外周部からビス、又は錆びない釘で打ち込みます。材種にはステンレス亜鉛メッキを施した鉄製の2種類ありす。右の写真はステンレス製です。厚みいので外部パネル工法などに適しています。

短冊金物
横架材どうしの継ぎ手をつなぎ込みする時に使用されます。地震の時の複雑な揺れに対応され加工された継ぎ手を補います。


名称 カスガイ
主に小屋周りの引き抜き耐力に使用されます。横架材と小屋束とを堅結します。
小屋火打ち 小屋火打ちは水平荷重に対応する金物です。台風、地震など横揺れのゆがみに威力をはっきします。
垂木止め
垂木と母屋、軒桁、棟木の接合に使用します。台風など、外壁にあたった強風が上昇する時の引き抜き耐力に対応します。

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